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まだ間に合う2つの節税対策
 
 
2010年2月後半になりました。
これからでも2009年インカム・タックス・リターンに間に合う方法が2つあります。

■ トラディショナルIRAへの拠出

49歳以下であれば年間に5千ドル、50歳以上であれば6千ドルまでの拠出分が、課税所得を減らす効果があります。
例:たとえば課税所得が7万ドルの人が5千ドル拠出した場合、課税所得が6万5千ドルに減ります。仮にその人の税率が25%の場合は1250ドル税金が安くなります。
制限:70.5歳になると拠出できません。会社で401Kなど年金プランがある場合は所得により額が制限されます。
実際の拠出:銀行や証券会社、保険エージェント、金融プローカーなど様々な人や会社がトラディショナルIRAを販売しています。銀行や証券会社で2009年タック用トラディショナルIRAなど宣伝を見つけることができます。どこを選んでも自由です。
様々なタイプがあります。政府保証の定期預金など確実な運用、ローリスク・ローリターンのもの、ハイリスク・ハイリターンのもの、米国株だけのもの、成長市場株のものなどなど。それら色々なパターンを組み合わせた商品に人気があるようです。1/3は確実に、1/3はほどほどに、1/3は冒険をしてなど。タックスリターンの際に決めた拠出額分を4/15/2010までに「2009年税金対策のトラディショナルIRA」ときちんと伝え拠出すればOKです。

■ハイチ地震救済寄付
1/11~3/1/2010までハイチ地震救済の現金の寄付をした場合に(従来は2009年内にしないと適用されない)今年の2009年タックスリターンの項目別控除で控除できる法案が1/22可決されました。この場合の現金とは小切手、クレジットカード、デビットカードなどによる寄付も含まれます。
                                                                                                    2-25-10
 
 

 
 
 
2009年アメリカ確定申告、課税・非課税

 
色々な新税法により2009年中に補助金を受けた人がいると思います。

<米国連邦税法上非課税となるもの>
「エコノミック・リカバリー・ペイメント」主にソーシャルセキュリティー年金受給者の大部分は250ドルを政府からもらっているはずです。
「ジャンクカー廃車補助金」3500ドルか4500ドルのバウチャーは値引きなどを車のディーラーから受けた補助金。
「失業保険の一部」州から受給した失業保険の内、一人に付き2400ドルまで。それ以上は課税対象所得となるので注意。
「ファースト・タイム・ホームバイヤー・クレジット」初回住宅補助の8000ドルおよび住宅買い替えの6500ドルの補助金。

<タックスリターン期限>
2009年個人申告期限は4/15です。延長申告をすれば6ヶ月延長できますが、支払いの必要があれば予測納税を必要額しないと利子がかかります。海外在住の場合は6/15ですが延長申告同様に必要額を予測納税する必要があります。

<フォークロージャーの税金>
フォークロージャーをした場合に銀行などから1099-Cをもらっている人は要注意。 収入とみなされます。
但し自宅であった場合など特例を申請して収入から除外申請することができます。

<LLCおよびS株式会社のオーナーは注意>
LLCおよびSコーポレーションの申告期限を守らないと今年から大きな罰金が課されます。 通常LLCは4/15までSコーポレーションは3/15が申告期限です。 延長申告をしても罰金が課されますので要注意。

<忘れがちな控除>
引越し、チャイルドケア、高等教育、業務関連、寄付、ローン利子、不動産税、その他さまざまな控除があります。

<還付には銀行口座入金>
電子申告をして銀行口座入金にした場合IRSから翌週の金曜日か翌々州の金曜日に入金されます。申告の際には口座番号確認の為チェックをご持参下さい。
 
                                                                                                               2-14-10

 

新税法:アメリカン・オポチュニティ・クレジット

 

 

これまで高等教育費用の控除及びクレジットは税金を減らす効果はあっても(ノンリファンダブル・クレジット)、

お金をもらえることはありませんでした。


金額:新税法である同クレジットは条件がそろえば際最高1000ドルもらうことができます。

税金を減らす効果は最高2500ドルです。 年齢が23歳以下で、両親のどちらかが生きて、夫婦同時申告でない場合は、税金を減らすことができてももらうことはできません。

対象:高校より上のレベル(大学など)の教育費用の最初の4年間(従来のホープ・クレジツトは2年間のみで上限も1800ドル)。 2009年と2010年のみ適用。

例:26才で大学3年生の収入なしの人でも申告すれば学費を2009年に4千ドル払っていれば、米国居住者フォーム1040でタックスリターンすれば千ドルもらうことができます。

制限:修正調整後総所得が独身で8万ドル、夫婦同時申告で16万ドルを超える場合は減額され各9万ドル、18万ドルになるともらえません。 

 

                                                                                                           1-27-10 

 


 

メーキング・ワーク・ペイ・クレジット

 

2009年還付金額を増やす新税法

2009年分タックスリターンをいくつかeファイルして目立ったのは、新税法である「メーキング・ワーク・ペイ・クレジット」です。
多くの人の還付額が増えます。その内容は以下の通り。

金額:給与所得の6.2%までをクレジットし、独身の場合は400ドル、夫婦同時申告の場合は800ドルが上限です。

リファンダブル・クレジットつまり税金を直接減らすだけでなく更にもらうことができます。

例:W-2(米国源泉徴収票)において年間給与が5千ドルの独身の人は標準控除及び人的控除により税額が0となり、源泉されている税金を全額還付してもらえる上に310ドル政府からもらえます。 夫婦片方しか働いていなくても同時申告であれば最大800ドルがクレジットされます。

制限:修正調整後総所得が独身で7万5千ドル、夫婦同時申告で15万ドルを超える場合は減額され各9万5千ドル、19万ドルになるともらえません。

                                                                                                                           

                                                                                                                            01-21-10

 

 


 

ファーストタイム・ホームバイヤー・クレジット 所得制限

 

 

<高額所得者への持ち家買い替え促進>

ファーストタイム・ホーム・バイヤー・クレジット改正法(2009年11月)において過去8年の内5年間に持ち家に

住んでいた人の買い替えについても、6,500ドルがもらえることになったのはお知らせしたとおりです。


顧客からそのクレジットの高額所得者制限について、問い合わせがありました。
修正調整後総所得によって制限されます。


11/6/2009までの購入の場合は独身95,000ドル、夫婦同時申告の場合は170,000ドルまでです。
11/7/2009以降の購入の場合は独身145,000ドル、夫婦同時申告の場合は245,000㌦です。


不況対策の一環として家の購入を促し、経済を活性化させる為に、従来は対象にならなかった高額所得者に

特典を与えています。



*修正調整後総所得(modified adjusted gross income)とは調整後総所得(adjusted gross income) から

不労所得(投資やレント収入・損失など)の増減や各種の調整・控除を取り除いた所得です。 

この計算には注意が必要です。なぜ総所得 (total income) や調整後総所得 (adjusted gross income) など

もっと簡単な額を使用しないのだろうと個人的に思います。

 

                                                       01-11-10

 

 


 

2009年米国個人税法 インフレーション調整項目

 

 

「標準控除」
夫婦同時、夫婦死別同時申告 11,400ドル
夫婦別、独身申告  5,700ドル
特定世帯主  8,350ドル
65才以上、盲目者には追加あり。

「自動車マイレージ控除」
1マイルに付:事業用55セント、医療用24セント、寄付用14セント、引越し用 24セント。

「事業用自動車の特別減価償却」
新車で初年度の場合、乗用車10,960ドル。
通常減価償却は初年度2,960ドル。
 トラックやバンなどは追加あり。

「個人年金拠出制限」
税金控除用IRA年間拠出額5,000ドル。50才以上であれば6,000ドル。

                                                   12-29-09

 

 


 

2009年米国個人所得税率 (連邦、アメリカの子供手当て)

 

 

■あなたの払った税金が何ドルか知っていますか?

アメリカ連邦個人所得税は累進課税です。
収入が高額になれば、税率も高くなっていきます。

<2009年米国個人税率は、独身で課税対象額が>

$0~$8,350以下は10%、
$8,351以上は$835+15%、
$33,951以上は$4,675ドル+25%、
$82,251以上は$16750+28%、
$171,551以上は$41,754+33%、
$372,951以上は$108,216+35%の税率がかかります。

どんな申告形態でも最高税率35%は変わりませんが、夫婦同時申告・夫婦死別同時申告・特定世帯主の場合は課税対象額がより緩やかに、夫婦別申告の場合は独身より厳しく、課税対象額の範囲が適用され税金が変わります。

<具体的には2009年の課税対象額が>
1万ドルの時、独身は1,086ドル、夫婦同時申告は1,003ドル
3万ドルの時、独身は4,086ドル、夫婦同時申告は3,669ドル
6万ドルの時、独身は11,194ドル、夫婦同時申告は8,169ドル
9万ドルの時、独身は18,927ドル、夫婦同時申告は14,881ドル
の税金を申告期限の2010年4月15日までに払う必要があります。

4月15日以前に申請すれば最長6ヶ月申告延長することができますが、期限までに納税してく必要があります。

注意
①この場合の課税対象額とは各種の税額控除(年金拠出、引越しその他)、居住者なら誰でももらえる標準控除、家のローンや多額の寄付がある場合の項目別控除、人的控除、子供手当てその他各種を引いた後です。

②例えば5万ドルの収入がある独身の人で特に控除がない場合でも、1万ドル弱の各種調整があるので4万ドル弱が課税対象額になります。

③この税率は通常所得に関しての税率で株、不動産などのキャピタル・ゲインや個人事業所得などは税率が異なります。


■アメリカ版子供手当て

日本で今こども手当てが話題になっています。日本の子供手当てに相当するアメリカのチャイルド・タックス・クレジットは、16以下の子供一人に付1,000ドルです。 高額所得制限があり、修正及び調整後総所得が夫婦別申告独身で55,000ドル、独身・特定世帯主・夫婦死別同時申告で75,000ドル、夫婦同時申告で110,000を越えると減額され、一定額以上になると消滅します(フェードアウト)。

注意
①修正及び調整後総所得とは、標準控除や項目別控除その他の該当する手当て適用前の、該当する控除を適用して修正及び調整された総所得です。

 

                                                      12-19-09

 

 

 


  

ファースト・タイム・ホーム・バイヤークレジットの返済義務

First Time Home Buyer Credit 
クレジットをもらったあとに主たる住居として3年間住まなかった場合の返済について

2009に初めて家を購入された方は、購入日より36ヶ月その家を主たる住居とした場合、最高8000ドルのクレジットを返済する必要はありません。 但しその期間内にその家を売却、ビジネスや不動産貸付用に変更したり、その家が破壊・不良物件、不良物件の恐れがあるものとして処分されたりした場合は、取得したクレジット金額を返済しなければなりません。
また、夫婦合算申告にてクレジットを申請した場合は、返済時の都合上配偶者それぞれがクレジット額の半額ずつを受取ったと見なされます。

下記がその返済ルールに関する例外です。

● その家を第三者に売った場合は、返済額はその売却益に限られます。売却益を計算する際、クレジット額分を家の原価調整額より差し引きます。 つまり家を売却した時に利益がなければ返済する必要がありません。

● その家が破壊・不良物件、不良物件の恐れがあるものとして処分され、その出来事から2年以内に新しい主たる住居を手に取得した場合は、クレジットを返済する必要はありません。

● 離婚条件の一部として、その家が配偶者または元配偶者へ譲渡される場合は、その家を受取った配偶者が返済義務を負います。

● 死亡した場合、返済義務は免除されます。もし、夫婦合算申告によりクレジット申請をし、どちらかの配偶者が死亡した場合は、生存している配偶者がクレジット額の半額を返済しなければなりません。



参照資料
※IRS フォーム 5405                                           12-16-09

 
 

  

        

 

                仲川税理士

  

渡辺 仲川

米国税理士会計事務所

 

 

ラスベガス米国税理士

日記プログより