nonvega.com

のんびり暮らそう♪ラスベガス  Japanese Community Site in Las Vegas

Home     インタビュー     Tax     夏の特集     健康     保険     スクール     不動産     グルメ     ペット     コラムの広場     ローカルブログ集     リンク集     領事館     管理人へ     スポンサー      
Makino     yokoDelp     ラッセル     nomura     Toshie     Hatai     RoyK     DollyK     sambi     タイユー     ogawa     chieM     dr.chie     Endo     Ai&Yuki     ワタベ      
 

突撃インタビュー

I Love Las Vegas! 第 10 回

 

 

 

If It Is To Be, It Is Up To Me.

明日の喜びは自らの手で!

 

 アメリカン・トラック野郎タイユー  

トム・渡辺さん 北海道出身

 

 

 

第10回目は、HPにも掲載させて頂いているブログでもおなじみ・総重量36トンの超大型トラックで全米を走りまわっていらっしゃるアメリカン・トラック野郎タイユーさんこと、トム・渡辺さんにお話を伺いました。

 

大型トラックを運転して全米を回っていらっしゃる渡辺さんですが、アメリカには何時ごろかいらしたのですか?

アメリカに来たのは1972年で、元々はパイロットの免許を取りに来たのです。 最初はデンバーに来ました。 それからマイアミの学校でライセンスを取得して、12500ポンド(20人乗り)の飛行機を操縦できるライセンスを取ったんです。

 

それからラスベガスに・・・?

はい、Scenic Airlineでパイロット兼、営業を5年ほどしました。 それから本拠地はずっとラスベガスです。 その後、ガイドサービスで独立し、グランドキャニオンやザイアン、モニュメントバレーなどをバスで回る独自の大自然ツアーをやっていました。 私もドライバー兼ガイドとして何度も行きました。 それも2001年の9・11までですけどね。

 

その後、トラック野郎になられたんですか?

ツアー会社を閉めた後、しばらくタクシードライバーをしていたんですが、同じ運転をするなら全米を回れるトラックが良いかも・・・と思い、KNIGHTという運送会社に就職しました。 最初は雇われドライバーだったのですが1年後、自分でトラックを買い取って、今はオーナーオペレーターという契約で仕事をしています。

 

全米、殆ど行かれたんですか?

New England周辺以外は殆ど回りましたね。 45州ぐらいは回っていると思います。

 

ブログを書いていらっしゃいますが、それもトラック野郎になられてから?

ブログは当初から書いています。 せっかく各地を回るのでその土地々々の様子を記録に留めておこうと始めました。

 

全米各地の様子が良くわかる素敵なブログですよね。

 

今まで行かれた所でどこが一番お好きですか?

やはり自分の裏庭になるシエラネバダ山脈とロッキー山脈の間(南アリゾナ、ネバダ、アイダホ、モンタナの辺り)が一番好きです。 この辺りは世界有数な美しい景色で、平坦な道ではなく、高さがあり見通しが良い3Dの世界なんです。 立体感があり、いわゆる男性的な景色なんですよ。

 

 

ラスベガスにはたまにお戻りになるそうですが、ラスベガスはお好きですか?

好きですよ。 私が来た74年ごろは人口が20万人ぐらいで今は10倍近く増えてますよね。 

町が成長するエネルギーがあるというか、こんなに発展する活動的な町の中で生活できたことはとてもラッキーなことだと思うんです。

 

それと、あまり自然の害が少ないと言うのも好きというか安心できるところです。 他の町では天災に見舞われることがあったり、自然の被害を受ける可能性が大きいところもありますよね。 そういう点でも、ラスベガスは地震もないし、夏、ちょっと暑いことを我慢すればぜんぜんオーケーですよ。

ラスベガスに帰ってくるとほっとします。

 

ラスベガスの嫌いなところは?

物価が高いことです。

 

えっ? 私は比較的安い方だと思っていたのですが・・・

いえいえ、テキサスや中西部の町に比べれば高いですよ。特に不動産が高くて住みにくいと思いす。 

トラックドライバーはどこに住んでいても条件や給は同じですからね。

 

アメリカで苦労なされたことは?

苦労と思ったことはあまりないですね。 基本的に好きなことしかやってきていないので。

そもそも、苦労というのは自分がしたくないことを他人から強制されてやらなければならないことを苦労と言うわけで、そういう意味では苦労はしてないです。

 

我が人生に悔いなしです。

 

渡辺さんはお坊さんの資格もお持ちなんですよね。

父親が亡くなった時に、たまたま空海の本に出会い、読んでいるうちに、坊さんになってみないとわからない世界だなと思って本を読んだり勉強を始めました。でも、これはアメリカ人が言っている信仰とはちょっと違うんです。

 

どちらかと言うと、仏教や空海を理解しようとしているとでも言いますか。 そして、1995年に親しくしていた友人が飛行機事故で亡くなったんですが、その1周期にお経をあげるのを機に資格を取りました。 その僧名(坊さん名)が諦雄(タイユー)といいます。

 

渡辺さんにとって空海のどういうところが魅力的なのですか?

空海は欲を肯定しているんです。欲を持って明日を強く生きろ!と。

これすなわち、願え、望め、その望みを達成せよ、そしてそのために努力せよというアメリカンドリームとつながるところがあったんです。 それで、自分でもすんなり受け入れることができ、自分の生きる道しるべができたのです。

 

ほぉ~~~、空海とアメリカンドリームですか・・・ なるほど、なるほど・・・

 

 

将来の夢は?

いくつかあるんですが、 まず、時間ができたら高野山に行って3ヶ月の修行をしてみたいです。 それと、四国八十八箇所の巡礼もしてみたい。これはたくさんの人がやっているからきっと良いものだと思うんですが、これをすることにやって自分がどう変わるか、どう感じるか試してみたいです。

 

それとこれは近々やってみたいのですが、全盲の人をグランドキャニオンに招待したいのです。

 

全盲の人をグランドキャニオンにですか?

はい。以前、ツアーをやっていたときに全盲の方をお連れしたことがあって、あるビューポイントで「素晴らしいところですね」ってその方が仰ったんです。 その時は、景色は見えていないのになぜそう思われるのか? 聞くことができなかったので、もう一度深く聞いてみたいのです。

 

目の見えない人がグランドキャニオンで感じるエネルギーとはいったい何なのか?

目が見えない故に見えるものがあり、目が見える故に見えないものがある。それはいったい何なのか?教えてもらいたいのです。

 

それでは、最後に渡辺さんのモットーは何ですか?

ブログのサブタイトルにもしていますが、If It Is To Be, It Is Up To Me 明日の喜びは自らの手で!より良い明日(未来)を迎えるために今日の自分は何をしたら良いか、何をすべきか・・・を常に考えて行動するようにしています。

 

 

 

お坊さんでいらっしゃるせいか、渡辺さんのお話には説得力があり、とても落ち着いた気持ちでお話を伺わせていただきました。 より良い明日を迎えるために今日の自分は何をすれば良いか・・・何をしてきたか・・・ 振り返ってみたら、大して努力をせずにただ良い結果ばかりを望んでいた自分が恥ずかしくなりました。 

 

そして空海とアメリカンドリーム・・・ここに共通点を見出されたことにも驚かされました。 

トラックで全米を走りまわっているタイユーさんの今後のご活躍と、ほぼ毎日更新されているブログをこれからも楽しみしています。

 

  

 

アメリカン・トラック野郎 タイユーは走る!

 

http://blogs.yahoo.co.jp/taiyuusa